初めまして、常磐津八重太夫と申します
「常磐津」というのは、浄瑠璃の流派です。
江戸時代に流行した節回しを採り入れ、三味線で節をつけて物語を語ります。
節回しがよく、語りの声が通るところから、
歌舞伎や日本舞踊の曲として広がりました。
浄瑠璃といっても、あまり馴染みがないものだと思います。
でも、誰もが知っている曲を、こうやって三味線で演奏すると・・・。
ほら、新鮮だけど、どこか懐かしい響きでしょう。
浄瑠璃は、昔から長い年月をかけて日本人が育て上げ
、親しんできた音楽です。
だから、本当はどなたでも気軽に楽しめて、、難しく考える必要はないのです。
最近では海外でも愛好者が増え、
私も定期的に海外公演を行っております。
繊細な心の機微を情感豊かに奏でて語る
浄瑠璃の世界は、
とても奥深く、そして懐かしく、親しみ深いものです。
是非、日本の伝統文化、浄瑠璃の世界に
足を踏み入れてみませんか。
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